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ウキウキ研究会の会報「プカプカ通信」の一部をwebで紹介します。
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プカプカ通信158 ・ Oct-30-2016

       漂着物学会総会・北海道大会 2016   はやししげお
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 2016年10月22~23日にかけ、札幌にある北海道博物館で漂着物学会総会が開かれ、ビーチコーミングは望来海岸で行われました。今回も口頭発表があり参加しましたのでその様子を写真をそえてお知らせします。

 札幌には前日の21日に入りました。天気予報では週末にかけて冷えると聞いていたので、ある程度の覚悟はしていました。名古屋を発った飛行機が津軽海峡を抜け太平洋上から、新千歳空港に近づき着陸態勢で高度を下げれば、紅葉の大地が見えてきました。色づいた大地のコートを見て、喜んでいられたのは海岸よりの地域だけした。内陸側は雪に被われ、新千歳空港で降りれば一気に冷気に包まれました。慌ててトイレに駆け込みフリースを着込み、下着も追加しましたが寒い!(笑)
 札幌駅でJRを降り、外に出れば頭が痛くなるほどの寒さでした。そんなわけで駅構内のモンベルまで戻って、暖かいフリースの耳まで隠れる帽子を購入しました。旅の間は、このフリースのおかげで何とか風邪もひかずにすごせました。
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 札幌では深雪の積もった北大博物館を見学してきました。今年リニューアルが出来上がったそうなので見てきたわけですが、そんなに大きな変化は見られなかったように思いました。

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ただ展示物の中で、漂着物では本体しか見たことの無い気象観測に使われるラジオゾンデの各パーツと、海底での地震探査に使うベントスの中に収められた海底地震計を見ることができたのは収穫でした。


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 22日は新札幌からバスに乗り換え、会場になった北海道博物館に向かいました。そこでは漂着物学会総会にあわせて、漂着物展も開催されました。北海道ではこれまでに大規模な漂着物展と言えば、2008年8月に田中さんの主導で様似町中央公民館文化ホールで開催された様似郷土館の特別展「北海道大漂着物展」がありましたが、それ以来のものですね。今回は開催場所が北海道博物館と言うことで、漂着ジオラマに寄せられた細かな流木一本まで燻蒸を施したそうですので、ご苦労も多々あったことでしょう。
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 北洋漁業で栄えた北海道では多くの浮き玉が作られ、使われてきました。そうしたものは一朝一夕では集まりません。北海道の学会員のネットワークがあってこその展示物です。写真のお二人は、前回の北海道大漂着物展の立役者である田中さんと、今回の担当者の圓谷さん。きっと田中さんはバトンを若者に渡して満足されたことでしょう。こんなお二人が浮き玉を前に談笑されているのを見て、何だか胸が熱くなりました。
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 この北海道博物館の漂着展は、北海道在住の漂着物学会員から多くの標本を借り入れて行われたもので、これだけの漂着物を一堂に見る機会はまず無いでしょう。そんな意味でも11月27日まで会期がありますので、多くの方々に是非見ていただきたい展示です。
また前回の北海道大漂着物展では、田中さんが展示物の写真をカタログ代わりにブログでアップされていますので、今回も何かの形で残してもらえれば嬉しいですね。
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 さて、漂着物学会は今年亡くなられた初代会長の石井忠先生への黙祷から始まりました。ポスターセッションや、一升展示の会場には、石井先生追悼コーナーも設けられ、会員が思い出の品や追悼文を持ち寄りました。福岡県の学会員・石村さんは石井先生のお宅から、先生が大切にしてみえた「漂着仏」を借りてこられました。大切な「漂着仏」ゆえ、ずっと手に持って運ばれた石村さんのご苦労が偲ばれました。これを拝んだら、何だか石井先生がそこにおられる気がしてなりませんでした。
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 サクサク進んだ総会の後、昼食を挟んで午後からは基調講演と研究発表とが行われました。
 基調講演はストランディングネットワークの松石さんで、漂着鯨類の報告が、鯨やイルカの生態究明に役立つと言う話をしていただきました。その後は研究発表でアオイガイ関連2題、久保田先生の白浜の漂着物、海岸砂と河川流域の地質、そして鈴木先生のテレドなどの地学関連の研究発表がありました。発表の後は、同じ会場で、持ち込まれた漂着物の鑑定会が行われました。骨もあれば、北海道ならではの浮き玉、それに北方系の貝類が鑑定会には持ち込まれ、鑑定されました。今年は販売はありませんでしたが、ポスターや一升展示も北海道からの参加者が多く盛り上がりました。
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ポスターセッション、現在ではパソコンで作りプリントアウトの形式が多いのですが、
昔は手書きでした。どうもジジイのオレは手書きのポスターが好き!(笑)安松先生や、のらさんの手書きのモノを見ると安心できます。
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一升展示では、一升の意味を誇大解釈した大風呂敷・岩崎さんの道北ビーチコーミングが楽しかった!!
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 閉会後はホテルエミシア札幌に会場を移して交流会が始まりました。どのテーブルも漂着談義に花が咲きました。今回は縄文太鼓が盛り上げてくれましたし、恒例のじゃんけん大会も無事終了いたしました。
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 10月23日、日曜日には札幌の市街地からおよそ30kmほど北に位置する望来海岸でビーチコーミングが行われました。国道を離れ浜に近づけば、風やソルトスプレイなどの影響で、高くまで成長できず矮小化したカシワとギンドロが見られ、浜辺が間近なのを感じさせてくれました。大型バスは舗装路から、「こんな道に大型バスが入れるのか?」と思える凸凹道を進みました。けれども道のど真ん中に大きな水溜りがあり、そこでバスはストップとなりました。
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鈴木先生の説明後、鈴木先生率いる化石グループと、志賀さん率いるビーチコーミンググループに分かれました。オレは化石グループに参加しようか?ビーチコーミンググループに参加しようか?非常に悩みました。だって小学生の頃からの化石少年でしたからね。でも、水たまりで靴を濡らすのがイヤだったので、ビーチコーミンググループを選びましたよ。けれども、どっちのグループでも靴は濡れる運命でした。(笑) この日の海岸、オレの時計の計測では気温7度、それに風も5mほどあったので、体感気温は2~3度でした。それでも全国から集まったビーチコーマーたちは、黙々と海岸線に沿って好みのラインを歩き始めました。
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覚悟はしていましたが、最高気温28度ほどの名古屋から来た体に寒さは堪えますね。海水温も下がり、アオイガイが揚がっても良さそうな季節ですが、残念ながら出会うことはありませんでした。もちろん遠方からの漂着物もありましたが、ライターを手にすれば011で始まる札幌あたりのモノ・・・やはり流出源からはそんなに離れていないモノが多いと感じました。
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 この浜でオレが気になったのは、子供用の下駄でした。のらさんに聞いてみたら「ぽっくり」と言ったそうです。このぽっくりは、底の凹んだ部分に鈴をつけ、歩くと音がして、子供の頃お祭りの日に履くのが楽しみだったそうです。そしてこの日は全く違うサイズのぽっくりが4つもビーチコーミングで見つかり望来海岸は「ぽっくり浜」となりました。あと日本海側に多いプラ製のタコ箱も見つかりました。
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 ビーチコーミングの方に参加したオレですが、歩いていると寒くてかないません。そんな時、東側に見える海蝕崖方面を見れば、鈴木先生率いる化石グループがはるか向こうを歩いています。あそこまで走ればきっと温まる!そう思ったオレはすぐさま駆け出していました。(笑)やはり走れば体はスグ温まりますね。小走りに駆け出し、およそ10分ほどで追いつきました。もうそこでは崖下に座り込んで懸命にハンマーを振るう人がいたり、崖をたたく人もいたり、BCではなく完璧な化石採集です。
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 ハンマーを持っていかなかったオレは、転がっている化石を探すことだけに集中しました。何とか手に入れたのは手に持っているエゾボラ類と、二枚貝のキャスト、どちらも外の殻は磨耗して中の砂が固まっただけのモノですが、ビーチコーマーにとってはこちらの方がうれしいですね。
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 今回の北海道大会は規模が大きく、札幌周辺だけではなく、全道の会員が力を合わせて成功させた総会だと思いました。開催に関わられた北海道の皆さんと事務局の方々にお礼を申し上げます。
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 最後になりましたが、このほど北海道教育大学の鈴木先生が素敵なビーチコーミングの本を著されました。若宮明彦の名で詩作を続けられている鈴木先生ならではの本で、それぞれの章の扉には、古典から引用した章にふさわしい「言葉」が散りばめられています。まだ手にとってみえない皆様にオススメします。この本はアマゾンで入手可能ですので、気になられた方は、ぜひポチしてみてくださいね。
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by uki-puka | 2016-10-30 21:11 | プカプカ通信 | Comments(0)

プカプカ通信157・Oct-20-2017

   この夏に渥美半島で拾い上げたプラ浮きたち   はやししげお

 2016年9月、台風や大雨により各地で風水害が多く発生しました。名古屋でも9月の30日間で、何と17日間も降雨があり、これは梅雨時の6月の降雨日を軽く超し、降水量でも6月の218mmを超えて9月は299mmとなりました。そしてこれは7月と8月との降水量合計よりも多い数値となりました。
 プカプカ通信156号では、台風13号が運んでくれた漂着物の速報をお知らせしましたが、今号では、南のモノが少なかった7~9月にかけ、渥美半島表浜で拾い上げたプラ浮きの話題をお届けします。興味深い南方のモノがあれば、そうプラ浮きに目が行かないのですが、モノが少ない夏でしたので、いくつか拾い上げてみました。
 最近の傾向では、青いプラスチック素材を用いた紡錘型の浮きの漂着が非常に多く、一時は多かったオレンジ浮きを数では追い抜いてしまいました。本来なら、それを調査しなければいかんのですが、量の多さに閉口してしまい、数が減少傾向にあるオレンジ浮きを拾っていたのでした。ただ拾うといっても、定量的なものではなく、あまり見かけなかったものを中心に拾っています。 
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A・まずは、小型の刺し網浮きを紹介します。この浮きは6センチほどの小さなもので、表面には「万事如意」そして反対側には「集丰・Jifeng」とありました。万事如意のある中央には円形の中に帆船と「5」が入っており、これはきっとオレンジ浮きなどの5号を意味するものでしょう。浮子綱には直径が1mmほどの黒い編みナイロン、目通しには0.6mmのナイロン、そして一部ついていたのはモノフィラメントの網でした。この浮き
は黒のプラスチックを使っていますが、同じ陽刻のもので白い浮きも確認しています。あと、これは一体成型で作られたものです。
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B・これはお馴染み、中央の歯車の中にマル優の入った雄華塑料廠のオレンジ浮きです。最近の浮きは表面に製造年が刻まれるようになったものがあります。オレンジ浮き、真面目に見てなかったのですが、徳島の濱さんのブログ「今日も渚で日が暮れて」で教えてもらい、気にしていたら見つかりました。タイトルヘッダーにアップした写真は2010年製の浮きですが、2013年製のモノには、11、12、13が追加されています。またこのオレンジ浮きは3号も確認しています。
C・4匹のいるかと思われるモチーフを円形に配置したマークの富丰浮き、これはオレンジ浮きと同じ製法で作られていますが、色がオレンジというよりも黄土色です。最初からこの色だったのか、エージングの結果かどうかはわかりません。
D・太陽と波をバックに飛ぶカモメをマークにした海鴎浮標です。表面に記された海鴎浮標、质量保证にはそれぞれHAIOUFUBIAO、ZHILANGBAOZHENGとアルファベットでの読みまで入れた親切?と言うか、不思議なものです。そしてこのサイズは1号型ですが、なぜか2#とも記されていました。あとこの浮きは、ほかのものに比べて角の面取りが大きめで、陽刻面も緩いアールがついたものです。
E・すっきりした細めの明朝体で「渓南雄華」と記されたオレンジ浮き、反対側が太陽浮標もあれば、どちらも渓南雄華もあります。渓南は中国の地名かとネット検索したのですが、出てきません。出てきたのは南渓でした。そして渓南で見つかるのは、お隣の岐阜県多治見市の地名ばかり・・・(笑)
F・ジャンク舟と太陽、それに波をマークにしたお馴染みの俊雄浮標です。これも雄華塑料廠のオレンジ浮き同様に製造年が記されるようになって来ました。このサイズは1号浮きですが、なぜか表示は1/0号、もしかしたら1/0号と同じ浮力があるのでしょうか?
図示したものは、2009年から2013年まで刻印を増やして、同じ型を使い続けているようです。
G・古くからあるオレンジ浮きの有名ブランド「船牌浮標」の1/0号です。そしてこれが本来の1/0号のサイズですね。さて、この浮きですが、実は初めて見た船牌浮標の1/0号でした。これまでにも「太陽浮標」、「順風得利」、「一帆風順」、「大」、「俊雄浮標」、「集魚商標」、「順发」、「大汎浮標」を確認してきましたが初物です。この船牌浮標の得意技はスペルミスなのですが、今回も裏切らなかった!本来はTRADE MARKと入るところに何とTRAEMAK・・・魚を捕えまくるのでしょうかね?(笑)
H・この浮きは、貼り合わせで作られたオレンジ浮きではなく、一体成型で作られたブルー紡錘型浮きです。普通このタイプの浮きには両端に一つずつ、合計2つの刻みがありますが、これは4つ余分に加えた刻みが6つあるものです。刻みが6のものは前からありましたが、浮きの断面が円形な「丸タイプ」のものでした。ところがこれは4つの角が見られる「角タイプ」で、これまでに見たことの無いものでした。
 従来の丸タイプと、今回の角タイプとは非常に酷似しています。サイズもほぼ同じで、刻みのパターンもほぼ同じです。
 上の丸タイプは2004年4月3日、石井先生、それに前事務局長をされていた松本さんと一緒に、福井県小浜市矢代で行われていた手杵祭りを見た後に、京丹後市の箱石浜で見つけた浮きです。表面には海南临高崑社塑料ㄏ、耐圧180米水深、05と刻字され、円の中には海面と漁の標識らしきものと、得魚・DE YUと陽刻されていました。2016年9月17日に赤羽根で見つけた角タイプ、これから各地で見つかることと思います。この秋からビーチコーミングをされる際には、ぜひ探してみてくださいね。
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             上が従来の丸タイプ、下が今回の角タイプ
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              左が丸タイプ、右が角タイプ





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by uki-puka | 2016-10-20 20:58 | プカプカ通信 | Comments(0)