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ウキウキ研究会の会報「プカプカ通信」の一部をwebで紹介します。
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プカプカ通信114 ・ Aug-1-2012

           初夏の渥美半島    はやししげお
 先号では、渥美半島のアカウミガメ産卵が非常に多いと言う記事を書きましたが、今年の初夏に見られた南方系漂着物の詳細をお知らせします。
 今季の渥美半島あたりの漂着物の状況を見ると、南方系の漂着物の割合が多く感じます。その要因の一つとして、黒潮の大蛇行がほとんど無いことがあげられます。
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 潮岬で本州に最接近した黒潮は、その後に大きく蛇行をして、房総半島あたりで再接近しアメリカ方面に向かっていきます。今季は潮岬に接近した後、蛇行をせずに本州に沿って東に進む流れを見せており、黒潮の接近が、南方系の漂着物を増加させているように思えます。また。この時季特有の東から西へ向かう沿岸流もあるために、南方系の漂着物に加え、関東圏のライターといった東のモノもかなり漂着していました。
 6月中旬から、10日に一度は渥美半島に足を運び漂着物調査を行ってきましたが、そんな中で特筆されるものを紹介しましょう。
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 名古屋地方では、これまで七夕の日に夜空の星が拝めた日は、数えるほどしかありません。そんなわけで今年の七夕、7月7日も朝から雨降りでした。ただビーチコーミングでは日差しの強いドピーカンよりも小雨の方が歩きやすいので、早朝から渥美半島へ向かいました。道中雨の止む気配は全く無く、田原市・赤羽根のロングビーチPに到着してもサーファーはまばら…仕方なく車内で仮眠を取り、8時頃から浜を歩き始めました。ロングビーチは南側に太平洋を望むおよそ3キロに及ぶ砂浜が続きます。この砂浜は天竜川が運んだ石英砂が優勢で粒度も細かく晴れた日には真っ白く輝く砂浜です。ただこの日は雨のせいもあり、茶色くくすんでいました。
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 歩き始めた時間が、満潮時直後だったせいもあり、潮の引き始めた高潮線を東から西へ向かって歩きました。高潮線沿いにはココヤシ、シナアブラギリ、ジオクレアといった南方系の種子だけではなく、青い貝として知られたアサガオガイの漂着も見られました。打ち上げられていた漂着果実や種子類には付着生物は少なめで、アサガオガイもそんなに大きな個体で無かったことから、付着生物は見られませんでした。ただアサガオガイは軟体部の無い殻だけの漂着でしたので、カツオノエボシと群生する塊から外れて漂着したモノでしょう。このときカツオノエボシはごく少数しか漂着がなく、これも本隊から外れたものでしょうね。
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 この日、久しぶりに感動の漂着に出会えました。それは夢にまで見たトグロコウイカとの遭遇でした。これまでもブログで紹介してきましたが、とぐろを巻いたプラスチック片やらとは何度も出会っており、まさか本物にこう易々と出会えるとは思っていませんでした。南方系の漂着物にいくつか出会い、もっと無いかなと欲を出して歩いていたら、歩みを進めた右足の先に白い渦巻きが!!マジっすか!うっひゃ~!!と心の中で叫んだものの、雄叫びは出ませんでした。その代わり、目を瞑って両手を合わせ、もう一度目を開けたとき、「ある!」とデジカメを取り出し、数枚漂着状況を撮影しました。
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 老眼には小さなトグロコウイカでしたので、一番気になったとぐろの中心部にある胎殻の有無をデジカメのクローズアップで確認しました。「あった!あった!」ちゃんと胎殻もあって、完璧なトグロコウイカでした。
 トグロコウイカ発見は、ここ数年分の漂着運を使い果たしたようなものですが、あまりにも完璧な殻を見て、本当に生息地あたりからこの殻が漂流してきたのだろうかと言う疑問も出てきました。付着物も全く無く、胎殻まで残って漂着したので、もしかすると、生きたままのトグロコウイカが日本近海まで漂流し、それが死んでこの美しい殻を残した可能性は無いのだろうか?…とか、イロイロ考えると言うか、妄想が広がったものです。
 さて、トグロコウイカを拾ってプラケースに収め、しばらく歩くとまたアカウミガメの死体に出会いました。このアカウミガメは死後そんなに時間が経っていないのか表皮がめくれて剥がれ落ちる寸前でした。とはいえ甲羅の部分や嘴などは既に外れていましたが、保存の良い直甲長が90cmオーバーの個体でした。ただ気温の高いこの時季なので腐敗は進んでお利、目よりも鼻が先にウミガメの存在を察知しました。
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このアカウミガメは高潮線よりもやや下に漂着しており、ウミガメの漂着地点から少し離れたあたりには甲羅部分の表皮や嘴などが散見できたので、このウミガメは少し前に漂着した後、満潮のたびにあちこち移動を繰り返したものと思われました。このまま行けば腐敗が進み、体の各パーツはバラけて浜一面に広がっていくのでしょう。
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 名古屋地方は既に梅雨明けし、暑い毎日が続いています。真夏を迎えるこれからの時期は一年のうちで最もビーチコーミングに向かない時期ですね。暑さとの戦いには、かないませんので、オレは早朝歩くような夜明けから早朝にかけてのビーチコーミングスタイルになりますが、みなさんも何とか夏を乗り切ってくださいね。御自愛ください。
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by uki-puka | 2012-08-01 19:57 | プカプカ通信 | Comments(0)