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ウキウキ研究会の会報「プカプカ通信」の一部をwebで紹介します。
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プカプカ91・Dec-13-2009

        ニライカナイ独楽の漂着  田中利雄
 今回は、少し古いもので、しかも友人のそのまた友人が拾った物ですが、漂流調査用の独楽(コマ)について報告します。2009年9月発行の名古屋貝類談話会会報・かいの浦・第31号の27頁に、「与那国島に漂着する色々なもの」という記事があり、1枚の写真が載っています。そこにはモダマ類9個、種子4個、プラスチック製麻雀牌、八角形で「象」の字のある牌、そして木製のコマがあります。著者の天野正晴氏からそのコマを頂きましたので、ここに紹介します。
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 拾ったのは沖縄の友人で、2008年6月に沖縄県与那国島カタバル浜で、コマには日本語、英語、韓国語、スペイン語、ロシア語で、「海流調査中」などと書いてあります。一番下にはE・メールアドレスがあり、赤いビニールテープが貼ってありますが、そこにも同じアドレスと、03-で始まる電話番号もあります。また、コマの縁の部分にも2行書かれていますが、これは消えかかっていて、わずかに、東京新宿区…らしく読める程度です。
 会誌の報告文によりますと、「コマは、平成17年から19年にかけて、東京都内のアマチュア考古学グループ「ニライカナイ」が海流調査のため与那国島沖合いから放流した、計1万個の内の1個。コマは海洋環境への配慮から木製とし直系8センチ。赤いビニールテープが貼ってあり、ローマ字でニライカナイとある」という。 流したのが2005年から3年間で、拾ったのが2008年ですので、このコマ、渕の文字が消えかかっていますので太平洋を一周してきたのかもしれません。しかし、加藤祐三著『軽石』(八坂書房)の西表島群発地震の折に海底火山から大量に噴き出した多くの軽石は近くの島々に打ち上がってしまったり、浜の木の根っこなどに填ったりしたものも少なくなかったとあるように、あるいは、このコマ、余り漂流しないで、すぐ近くをグルグル回ったりして、放流された場所の近くの浜辺に打ちあがってしまって、ずーっと隠れていたものかもしれませんね。いずれにしても、「独楽」とはよく言ったものですね。

         若狭の浮き玉  はやししげお
 2009年秋からのシーズン、福井の漂着物は若狭地方での幕開けでした。ウキウキなわたしとしては、日本海側の幕開けをモダマでもなく、アオイガイでもなく、浮き玉で飾りたかったのでした。
 10月後半の漂着物学会総会・柏崎大会も終わり、日本海側はいつもの三里浜や浜地を歩きました。アオイガイのほかに種子類やブンブク類、それに大量のエチゼンクラゲには出会いましたが、浮き玉には振られっぱなしでした。三里浜あたりを歩くビーチコーマーからは浮き玉が拾えたという話も伝わってきましたが、一つや二つではお話しになりません。もう日本海側の浮き玉もレッドデータブックに載るのでは?と危惧しておりました。
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 さて、11月28日に若狭にある福井県海浜自然センターでのビーチコーミング講座、今回も講師をお願いされていましたので、その1週間前・11月21日に下見に行くことにしました。せっかくの講座なので、少しでも参加者の皆さんに楽しんでいただければとの思いで、場所の選定も兼ねて若狭地方の浜を歩いてきました。                     
 敦賀半島の西側には水晶浜と言う白く美しい石英質の砂が続く海水浴場があります。この浜は西側が海に面しており、ここから眺める夕焼けはまさに絶景です。夕日が沈むときに稀に現れるグリーンフラッシュ(夕日が沈んだ瞬間、オレンジ色の水平線に一瞬だけ黄緑色の光が見えること)を最初に見たのもこの海岸でした。水晶浜で微小貝目当てのビーチコーミングをしていたところ、エボシガイの付着した漂着物がいくつか見受けられました。こうしたエボシガイが見られるのは、外洋のモノが近寄ってきている証拠で、ついつい嬉しくなります。そして10時頃から風向きが変わり、北よりの風になるだけでなく風速も強まって着ました。この風が続けば、漂着物は北に面した浜辺に寄ってくるはずです。途中で雨が本降りになり車の中で休憩などしながら、車のエンジンをかけたのは11時をまわっていました。水晶浜を発ち向かった先は美浜の坂尻です。五木茶屋西側の空き地に車を停め浜に出てみると、風は真北から吹いており、波打ち際にエボシガイの付着したプラウキやペットボトル類がわんさか漂着中!これなら来る!と思って汀線に沿って歩き出したら、韓国製の小玉がありました!濱口さんではありませんが、つい「獲ったどぉ~!」と叫びたくなります。だってこのシーズン初めてのガラス玉でしたからね。その後も浜の端っこまで歩き、この浜では小玉を2個拾えました。
 これに気をよくしたわたしは海浜センター前の食見海岸を下見し、うなぎの淡水さんで昼食。そして昼食後に美浜町の和田海岸の堤防沿いに車を走らせていると、汀に緑玉が漂着寸前!慌てて車を停め、エンジンもかけたままカメラだけ手にして駆け寄りました。 とりあえず漂着寸前の様子をカメラに収め、エボシガイが大量に付着した緑玉を抱え上げましたが、その重いこと。ヘソのあるほうを下にして、ほぼ玉の半面エボシガイが付着していました。
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 エボシガイはまだ元気で、そんなに臭く無かったので、落ちていたタマキガイの貝殻を手にエボシガイを削ぎ落とし、臭いの元を断ち、軽くしました。そして通りがかった散歩の人に撮ってもらった写真がコレなんです。通称「台湾の緑玉」と呼ばれているこの玉は直径が28センチ、二つに分かれる型に入れて作られており、縦にラインが一周しています。この秋、緑玉は日本海側の各地で拾われており、わたしが知る限りでも北陸以北では山形県、新潟県、石川県から報告があり、10月には割れた直後の緑玉を福井県内で見ております。
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 そして和田から西へ堤防沿いに車を進めると浜辺に大きな白い物体があります。 そしてその周りにはカラスが数羽いて、その上に乗ったり、嘴で突付いたりしています。コレは大きな生物系のモノに間違いありません。遠目でも2mほどの大きさです。一見したところ、遠目ではブタ?とも思ったのですが、車から降りたらスグ、臭いで分かりました。ウミガメの臭いがあたり一面に立ち込めており、こんなサイズはもうオサガメしか考えられません。近寄って確認したら、体長約1.7mのオサガメが仰向けになって漂着していました。腐敗がかなり進み体色は白っぽくなり左前脚は指骨が露出している状態でした。 近くを通りかかった地元の方にうかがったところ、2日ほど前にも見たとのことで、美浜にある気象庁の測候所のデータでは、11月の18日に荒れがあった模様で、そのころに漂着した可能性が高いのでしょう。コレは近くのビーチコーマーにも見ていただこうと、敦賀のkinさんを電話で呼び出して見ていただき、この写真を撮っていただきました。なおこの個体はウミガメ協議会と大阪自然史博物館のホネホネグループによって調査の後に解体され、標本として採集されていきました。 見つけたときは雲っていたのですが、数十分後には陽もさしてこんなお天気なのですよ!まさに日本海側特有のお天気!「弁当忘れても、傘忘れるな!」福井のビーチコーミングでは、傘をお忘れなく。
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by uki-puka | 2009-12-13 18:18 | プカプカ通信 | Comments(0)