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ウキウキ研究会の会報「プカプカ通信」の一部をwebで紹介します。
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プカプカ89・Oct-30-2009

            北海道十勝のタコ化け縄      中司光子
 たくさんのシリンダー型ガラス浮きを使った漁具に出会い、漁師さんの話も聞けたので紹介します。
 8月30日(日)観察会のビーチコーミングで豊頃町大津の十勝川河口右岸へ。ビーチコーミングの後、ゼニガタアザラシを見に移動する車の中から、漁師さんの作業場入口に並べて干してある漁具が目に入りました。驚き!たくさんのシリンダーとガラス玉が付いていたからです。ところがこの日はカメラを持たずに出掛けてしまったので写真も撮れず、しかも観察会の途中ということもあって話を聞くこともできず、出直すことに決めました。

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              作業場に積まれた化け縄道具


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            そのうちの一つを見せていただきました

 仕事が休みだった9月3日(木)再訪。ところが作業場はシャッターが降りています。他にも撮りたいものがあったので、河口から大津漁港までまんべんなく3時間以上かけて往復した後にここを通ると、おじさんが例の漁具の残り一つを今まさに片付けようとしているところでした。セーフ!慌てて車を降りて尋ねてみました。
「これは何の仕掛けですか」 「タコだ。化け縄って言うんだ。」
 シリンダー型にガラス玉、赤プラ玉にドーナンフロートも付いています。おもりは石に網掛けしたものでした。一本の縄に   シリンダー、それに球形のガラス玉、プラ玉などが混在していますは100~150本もの針が付いているそうです。船で一時間ほど走ったところに仕掛けを入れ、1ヶ月くらいそのままにするそうです。餌は付けないと聞き、何故それにタコが掛かるのか不思議…と思いました。干してあったのは海から上げた状態の物で、それを乾かして収納するためだったようです。
「昔はもっと穫れたんだけどダメだ…。すっかり穫れなくなって、この辺でもやる人が少なくなった…。冬はまだいいんだけど、夏なら遊んでるみたいなもんだ~。」
ミズダコですかと聞くと「ミズダコにマダコ、オオダコもコダコもだ~。」「手間掛かるんだわ、これ。箱(タコ箱で穫る漁法)なんかに比べると経費もかかるし…。」

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              ザルに乗った化け縄道具  
                     
 漁業資材を扱うところに、1セット(ザルに乗っている一つ分)をすぐに使えるように注文すると一万二千円くらいと言われたそうで、全部自分でやると言っていました。シリンダー型は“びん”と呼んでいるそうで、タコ漁を辞めた人から譲ってもらったとか。昔は小樽から買ったと言っていました。今使っている物より一回り大きいサイズのものは「割れやすくてダメだから人にくれてやった」とか。船に積む状態にセットするザル(何と呼んでいるのか聞かなかった)には針が掛けられるように縄が巻いてありますが、底(ザル本体)はプラスチック。昔は竹でしたよねと言うと、「竹のほうがいいんだわ、滑らなくて。波被ると滑って崩れるからダメなんだけどね。」と言っていました。
 作業場の奥にはセットされた化け縄が何百枚(もしかしたら千枚ほど)も積まれていました。帰りにおじさんは「一つやるから持ってけ」と“びん”を手渡してくれました。

c0057167_17591794.jpg

   右の写真はどちらも無印  小)漁師さんに貰った物 126×48 大)8/30に拾った物 148×57 

 北海道では本州と違いタコと言えばミズダコです。ミズダコは大きくなり、3歳になると10キロ以上になるといわれています。そして全長3メートルにもなります。そんなわけで、資源保護から各地域の漁業者は2~3キロの小さいタコは海中に戻すようにしているようです。
 北海道のタコ漁は明治時代には行われており、当時はやす突きなど簡易な方法で行われていましたが、その後習性を利用した漁法が開発されました。北海道では、次の4つの漁法でタコをとっています。「いさり樽流し漁」一つの樽にいさりと呼ばれる掛け針の仕掛けをつけて海に投入します。樽は潮の流れに従いますが、いさりにタコがかかると樽の流れがとまります。「いさり漁」船が漁場に到着したら舳先(前)と艫(とも・後ろ)から漁具であるいさりを流します。このいさり漁から改良されたのが樽流し漁です。「タコ化け縄漁」(空釣りはえなわ漁)針を仕掛けた綱を沿岸線に海岸線に垂直に張り、移動するタコを掛けてとる漁法で餌は使いません。「タコ箱漁」箱を海中に沈め、2週間に1~2回程度箱を揚げます。タコ箱漁をやっている留萌管内では、タコ箱漁オーナー制度をやっていて、毎年応募が多く、抽選にもなっているようです。詳しくは下記サイトをご覧ください。2009年度はもう終わってしまったようですが、来年もまた募集があると思いますので興味のある方はぜひチェックしてくださいね。http://www.takobako.net/01top.html     


            伊良湖の漂着プラウキ  はやししげお
 前号では、伊良湖岬に漂着したガラス玉を紹介しましたが、今回はそのほかのプラスチックウキを紹介します。
 伊良湖岬から、その東に位置する堀切にかけての浜は、2000年ごろから定期的に通い、わたしの太平洋側での代表的フィールドです。歩き始めた当時はオレンジウキに夢中になり、見つけたウキは全て拾うような採集方法をとっていました。ところが収納場所の確保が難しいこともあり、データや一部のサンプルを残しほとんどのウキは処分してしまいました。当時、一日あたりを歩くとレジ袋4杯分のプラウキ(オレンジ+ブルー)が採集でき、その処理に翌週しっかり時間をとられました。
 けれども、2009年の様子はガラリと変わりました。漂着しているプラウキの量が減って、当時の1/4くらいしかありません。満潮線沿いにプラウキが連なるような場面はもう見られなくなりました。右の写真に示したのは豆型ウキの大きなものです。サンダルのサイズが29センチあるので、この水色の豆型ウキは30センチほどはあるでしょう。この写真を見て分かるとおり、浮子綱と結わえる耳があるほうが水中に沈み漂流を続けたようで、カルエボシ、アカフジツボ、コケムシ類の付着が見られました。

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 定量的なデータは取っていませんが、漂着するプラウキの総量も確実に減少しているようです。特に目立つのは、割れたり耳が外れたといった不完全なプラウキが以前は非常に多く漂着していましたが,そんなウキが減っています。これは時代とともにプラスチック製品の加工技術、プラスチックの品質が向上してきたのが大きな理由かもしれません。実際、漂着ウキというのはゴミとなります。そんな意味ではプラウキの漂着が減ってきたのは喜ぶべきことです。こうして日本沿岸に漂着するプラウキ,表には見えない部分で品質改良が進んでいるのかもしれませんね。          
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by uki-puka | 2009-10-30 00:00 | プカプカ通信 | Comments(0)