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ウキウキ研究会の会報「プカプカ通信」の一部をwebで紹介します。
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プカプカ74・ Feb-20-2008

     沖縄本部半島のベトナム浮子     鈴木明彦

2008年1月上旬、沖縄本島に行ってきました。小学生の娘の卒業記念として、美ら海水族館やパイナップル園等を見学した典型的な観光旅行です。しかし、本部半島のドライブの折には、思わずビーチコーミングをしてしまいました。その時に見つけたベトナム浮子2種について紹介します。
本部半島は、沖縄本島北部から東シナ海に突き出した半島です。名護市に宿泊して、レンタカーで本部半島一周をドライブしました。屋我地島、古宇利島、瀬底島も本部半島とつながっていますので、陸路でこれらの島へも行くことができます(地図参照)。
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屋我地島の北側に位置する運天海岸は、漂着物の多い砂浜でした。ここでは、貝殻やサンゴが目につきましたが、漂着種子ではミフクラギ(写真1)
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やサキシマスオウノキ(写真2)
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を見つけました。人工物では中国の漂着物に加えて、ベトナム浮子(写真3)
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を見つけました。濃い黄色で、二枚貝(イタヤガイ?)の図柄と「CON SO 」の陽刻がありました。裏には「VU-TU」の陽刻がありました。
瀬底島の瀬底海岸は、きれいなビーチとして人気がある場所です。ここでは黄色のベトナム浮子(写真4)
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を拾いました。表には「DA NANG」、裏には「TAN HOA」 の陽刻がありました。
数年前には瀬底島にある琉球大学臨海実験所でフィールド調査を行ったこともあり、自然に恵まれた良い島です。しかし、現在大型リゾートホテルが建設中で、ビーチに隣接する駐車場も使えません。海浜砂丘も破壊されて、海浜植物も貧弱になり、ずいぶん景観が違ってきました。すばらしい海岸地形をどうして破壊してしまうのか理解に苦しみますが、ここでもまずは開発優先なのでしょうか。


  福山市鞆、架橋計画による埋立予定地の堆積物 久保公子

2006年の夏から1年半、私は福山市鞆の干潟で古い陶磁器片を拾ってきました。鞆の干潟には江戸時代の港湾施設、焚場の遺構があります。フナクイムシ等の害を防ぐため木造船の船底を焼いて乾燥させた場所で、船の修理もしていたそうです。私が拾っているのは、その焚場の残る干潟の東側で、架橋計画による埋立予定地となっています。ここは焚場の範囲を調べるための調査で掘られたことがあり、遺構はありませんが、数メートルものゴミの堆積が確認されたそうです。毎回訪れるたびに、古い陶片やガラス片、漁具などを拾うことができます。これまで16回訪れて、陶片は1400個以上拾いましたが、そのうち遺構と同じ江戸時代や、それよりも古い時代の陶片は318個になります。(2008年1月現在)保存状態の悪い小さなものが多いのですが、私の歩いた広島の海岸や川の中では特に多い場所です。また戦前~昭和30年代くらいまでのガラス製容器の破片や、石蹴りやおはじきなどのガラス製玩具多数、そして陶製、石製、ガラス製の漁具も拾ってきました。
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 鞆の干潟で見つかる漁具で圧倒的に多いのが陶製沈子です。長さはだいたい4.5センチ程度、幅は1.5センチ程度の素焼きの小さなものが多く、これは割れていない状態で幾らでも見つかります。それよりも大きなタイプもよく見つかりますが、島根県浜田市の海岸あたりでは無傷のモノがよく出てくるのに対して、なぜかここでは割れたものばかり見つかります。これらはたいてい素焼きではなく、表面に茶色の釉薬が掛かっています。
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 石製の沈子も二つ拾っています。平たい自然石に穴を開けたもので、瀬戸内海独特の形だそうです。どちらも小さいタイプで、2006年9月に拾ったものは620グラム、そして去年12月に拾った沈子は僅か70グラムでした。こちらは手の中に隠れる大きさです。同じタイプの石製沈子は福山市走島でも拾っていて、こちらは320グラムでした。倉橋歴史民俗資料館には、私など両手で持っても重たいのではないかと思えるような大きなものがありましたので、さまざまなサイズがあったようです。
 肝心の浮子ですが、ガラス浮子のほとんど拾えない広島で、去年12月にヘソ部分を見つけました。ヘソ部分も少し欠けていますが、刻印は無いようです。鞆では二つ目ですが、広島の他の場所からはまだ一度も拾っていません。ヘソだけが2つ出てくるというのがなんとも思わせぶりで、いつか鞆から完品のガラス浮子を拾いたいと願っています。

 鞆の干潟は埋め立てに向けての準備が進んでいるようです。埋め立て案では、焚場の大部分を残すと言っていますが、遺跡だけを切り取った保存では、失われるものが多いです。養浜などと言って、新しく干潟を作るそうですが、干潟に眠る歴史まで再生することはできないでしょう。埋め立てをしなければ、この先も数百年間の鞆の暮らしの破片が出てきます。中国の貿易陶磁も出ていますから、もっと古いものが出る可能性もあります。胸の痛む思いです。

北大総合博物館の展示ウキ     はやししげお・藤山恵子

 1月14日、札幌の山崎さんから漂着物学会メーリングリストを通じて、北大総合博物館で珍しい形をしたガラスの浮き玉が展示されていることを知りました。
 メーリングリストによれば、その浮きの概要は下記のようなものでした。
 現在開催中の北海道大学総合博物館の水産学部関連の展示で 楕円形(湯たんぽのような形、長径10cmほど)のガラス製 浮きが展示されています。漂着したものではありませんが。  ラベルには「札幌産」となっていて展示品のラベルには「北海道帝国大学水産専門部」 のラベルが付いていますので,1935年以前に収集されたもので す。

 湯たんぽのような形ということで、平っぺたいのだろうか、なみなみがあるのか?と、いろいろ想像をたくましくしていました。

 1月30日、札幌に行かれた芽室の藤山さんからメールと写真が届きました。
 写真を見ると、湯たんぽのように扁平ではなく、球が卵のように伸び、長球形になった気がしました。
 そのことを藤山さんに聞いてみたら、その返事は「そうです、そんな感じです ケースの上からでハッキリしませんが1番とがった先 がヘソみたいです」とありました。
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 藤山さんから送ってもらった写真がこれです。先がやや尖りぎみの長球型、分かりやすく言えば、ラグビーボールを縮め、丸っこくしたものですね。ネットを使った網がけや浮子綱からは、当時の漁具の様子がわかりますね。
 こうした形状の浮きはヨーロッパのガラス浮きによく見られるもので、1935年以前に収集されたものと聞くと、納得できるものです。
 アメリカの浮き玉マニア、ピッチさんの本では、これをPear Floatと、呼んでいます。

Editor's note
 2月も立春を過ぎましたが、寒い日が続いていますね。関東での大雪、それに私のフィールド越前海岸でも、浜辺が雪で真っ白になると言う異常事態が発生!これはもう久しぶりで、北海道に行った気分でしたよ。
 砂丘から波打ち際まで、ふだんは冬でもほとんど積もらない浜辺が真っ白になり、砂が見えるのは波が洗った所だけでしたから。もちろん漂着物は何も拾えずじまいでした。
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by uki-puka | 2008-02-20 17:23 | Comments(0)