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ウキウキ研究会の会報「プカプカ通信」の一部をwebで紹介します。
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プカプカ52・May-27-2006

  渥美半島に打ち上がったヒトデとクモヒトデ   田中利雄     

 2005年12月から2006年3月にかけての寒い期間に、愛知県田原市の渥美半島周辺の砂浜の海岸で、打ち上げられていたヒトデとクモヒトデについて、その時の状況などについて報告します。
 まず、2005年12月27日。この日は珍しく雪が少し降り、すぐに止んだ後、雨になりました。早朝、5:30に出発して、7:30頃に田原市小塩津町の浜に着きました。
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 写真1のモミジモドキ Persephonaster euryactis misakiensis Goto が、8個打ち上がっていました。このヒトデは、大島ら(1982)によれば、三崎(神奈川県)の水深540mに産したという。稀品であるのかもしれません。
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写真2はキヒトデ Asterias amuresis Lutken で、9個ありました。写真のものは4腕ですが、右側の反口側中央の口の構造は5対称であり、普通の5腕のものと同じです。色は黄色地に褐色の斑点がありますが、西村(1995)によれば、全体が黄色や紫色の個体も見られるという。紫のものをかつてムラサキヒトデとして別種扱いにするという提案がありましたが、両者は連続的であるので同一種であることと、一部のテキストでヒトデという名称が使われていますが、ヒトデ類という意味との混乱を避けるため、キヒトデにするという。北海道から九州の
浅海およびやや深所に生息するという。
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 写真3はイトマキヒトデ Asterina pectinifera Muller et Troschel の赤色変異体と思われるもので6個ありました。普通、イトマキヒトデは藍色または暗緑色に橙赤色の不規則な斑模様であり、今回のような表裏全面が橙赤色の例は知られていないようです。ただし、西村(1995)は、反口側のほとんど全体が赤色を呈する個体もみられるとしています。それで、時には今回のように、全体が赤色になることもあるのだろうと推定されます。北海道より九州までの浅海岩礁または砂底に普通に見られるという。
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 写真4はヤツデヒトデ Coscinasterias acutispina (Stimpson) で、15個ありました。腕の数は、すべて8本でした。西村(1995)によれば、腕数は6〜10本と変異し、本州北中部以南の浅海、岩礁に普通に見られるという。

 この日は、次に田原市伊良湖町の西ノ浜でも打上物を採集しました。伊良湖岬先端より4kmほどの三河湾に面した長い砂浜地帯です。最初に前述したモミジモドキが180個も打ち上がっていました。その他に次のようなものを拾いました。
c0057167_14475939.jpg

 写真5はスナヒトデ Luidia quinaria von Martens で、1個ありました。腕の折れた不完全なものです。大島ら(1982)によれば、日本の最も普通なスナヒトデで太平洋、日本海の各地に見出されるという。
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 写真6はトゲモミジガイ Astropecten polyacanthus Muller et Troschel で、1個ありました。大島ら(1982)によれば、本州中部より四国九州の100m以内の浅海に普通という。
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 写真7はニホンクモヒトデ Ophioplocus japonicus H.L.Clark で、1個ありました。腕の切れたものですが、もともとクモヒトデ類には腕を自切したりして失いやすいそうです。西村(1995)によれば、相模湾・駿河湾の潮間帯下部でもっとも多く見られますが、わが国沿岸と朝鮮半島のみに分布するという。ほかのテキストではクモヒトデの名称が使われていることがあります。
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 写真8はトゲクモヒトデ Ophiothrix (Ophiothrix) panchyendyta H.L.Clarkで、7個ありました。西村(1995)によれば、浅海帯から水深1,250mまでの日本各地の沿岸に広く分布するという。

 以上のような種類のうちヒトデ類は、2006年2月13日、3月11日にもその一部が打ち上げられていましたので、愛知県の伊良湖岬周辺に生息していて、時折打ち上げられるものと思われます。しかし、クモヒトデ類の打ち上げは珍しくて、数年に1,2回程度であろうと思われます。

参考文献
大島・林, 1982. 海星綱.in 岡田要・内田清之助・内田亮(著者代表)新日本 
 動物図鑑(㈽)p.45〜63, 北隆館.東京.
西村三郎, 1995. 棘皮動物門.in 西村三郎(編)原色検索日本海岸動物図鑑(㈼
)  p.500〜529. 保育社.大阪.


from Editor
 名古屋では梅雨入りかと思わせるような天気が続いていますが、みなさん浜歩きを続けてみえるでしょうか?

 52号では田中先生より渥美半島のヒトデに関する原稿を頂きましたので、もう特集状態になってしまいました。全国の皆さんから色々なニュースが伝えられていますので、それを列記してみたいと思います。

 松本事務局長の住んでみえた大方町は黒潮町になったようです。最近の市町村合併では、「北名古屋市」といったどうにもならない名前があるのですが、良い名前ですね。

 小島あずささんは、北海道の羅臼で外側は黒いプラスチックカバーがついている直径10センチくらいのウキ玉が山と積まれているのをみつけられたようです。なんでも
漁師さんには「今はつかってないので、欲しかったら、持っていきな〜!!」と言われたそうですが・・・

 姫路に引っ越された竹田さんですが、丹後半島への思いは断ちがたく、月に1〜2度は通われているそうです。またメッセージボトルに夢中になっておられるようです。投稿
をお待ちしています。

 与那国島のユキさんからは、島のビーチコーマーが増え、うれしいような、困ったような状態だそうです。2月に石垣島に行かれたところ、漂着浮き玉が売られていたようです。なんでもその店にコンテナいっぱいの浮き玉を売りに来た人がいたそうです。誰でしょう??

 北海道の田中さんは5~6月にかけて研修のため「暑い」東京滞在中です。わたしは偶然上野にある科博で会ってびっくり。宝くじ前後賞ほどの確率です。

 えりもの石川さんは枕玉を二つ入手されました。これについてはそのうち原稿が頂けそうです。

 帯広周辺の浮き玉3人娘こと、中司さん、マキちゃん、それにふじさんたちは、ゴールデンウィークに道北に浮き玉ツアーに出かけられました。そしてその成果は3人分あわせて、尺玉三つを含む、☆☆総合計367個☆☆もう、すごすぎます。これについては次号にて浮き玉大特集を組むので、お楽しみに!!すぐに出しますよ。待っててね〜。
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by uki-puka | 2006-05-27 14:51 | プカプカ通信 | Comments(0)