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ウキウキ研究会の会報「プカプカ通信」の一部をwebで紹介します。
by uki-puka
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プカプカ36 2005年2月1日発行

貝の標本づくり   鈴木明彦

砂浜へでかけよう
 まず、近くの海岸に出かけてみましょう。海岸は大きく砂浜と磯に分けられますが、漂着物をさがす場合は砂浜が適しています。ゆるやかな地形の砂浜には波うちぎわにそっていくつもの漂着物の帯が見られます(写真1)。漂着物には自然のもののほか、人工のものも見られます。砂浜には貝がたくさん集まる場所もあるのです(写真2)。
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写真1 砂浜海岸(福岡県海の中道)
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写真2 たくさんの貝を発見(福岡県海の中道)

貝をさがそう
 波うちぎわにそって、ゆっくりと歩きながら貝をさがしてみましょう。あちこち歩きまわらずていねいに見てゆくと、めずらしい貝に出会うことがあります(写真3)。貝をさがす時、スーパーやコンビニのポリ袋が便利です。拾った貝をどんどん入れてゆきましょう。小さなものやこわれやすいものはフィルムケースなどに入れるとよいでしょう。

南からの贈りもの
 外海に面した砂浜ならば、南からのおもわぬ宝物に出会えるかもしれません。日本列島は南北に長いので、周辺の暖流にのって、南から色々なものが流れ着きます。ヤシの実や中国製・台湾製の使い捨てライターの漂着はよく知られています。たとえば、日本海側では、対馬暖流にのって運ばれてきた南の生物が、冬の季節風で砂浜に打ち上げられます。タコの仲間のアオイガイ(写真4)の貝がらは美しいので人気があります。根気よく海岸に通えば、このような宝物に出会えるかもしれません。
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 写真3 じっくり貝さがし(北海道えりも岬)
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 写真4 漂着したアオイガイ(福井県北潟海岸)

貝を洗おう
 海岸から拾ってきた貝はよく洗うことにします。新鮮な貝でまだ肉がついているものは、ピンセットを使って丁寧に取り除きます。あまりよごれていない貝ならば、使い古しの歯ブラシ(写真5)などを使って表面をきれいにします。この後、1日ほど水に浸して塩抜きをします。塩気がとれたら、完全に乾くまで新聞紙の上で乾燥させます(写真6)。
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 写真5 貝をきれいにする道具
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 写真6 貝を十分に乾燥

貝を整理しよう
 貝が完全に乾いたら、さっそく整理をしましょう。この時、小箱やプラスチックケースが適していますが、高価ですし場所をとります。この場合、チャック付きポリ袋を使うと便利です(写真7)。透明な上、色々なサイズがありますし、ラベルを入れておくこともできます。これらを採集地点ごとにひとまとめにして、より大きな袋か箱に入れておけば良いでしょう。

貝に名前をつけよう
 貝の図鑑には色々ありますが、写真が大きくてはっきりしたものがいいでしょう。ある程度普通の種類(200〜300種類くらい)がのっていれば十分です。専門的な図鑑は、大きくて高価なので、図書館などで見るようにしましょう。漂着物としての貝はこわれていたり、貝がらがすりへっていたりして、実際と違ってみえる場合もあります。同じ種類の貝をいくつか集めてみて、比べてみるといいでしょう。夏休みなどに博物館の採集会に参加して、現地で貝の名前を教えてもらうのもチャンスです(写真8)。博物館に展示してある実際の貝類標本と比べてみると、よくわかる場合もあります。
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 写真7 貝をポリ袋に整理
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 写真8 博物館行事での採集会(北海道望来海岸)

Shell specimen preparation
Natural seashores can be broadly classified into sandy or stony beaches.
Sandy beaches have the most drifted items. When looking for shells, it's a
good idea to walk along the water's edge, and put your finds in a plastic
bag. On beaches open to the ocean, some items have drifted from southern
regions. You may come across coconuts and paper nautiluses. Clean your
shells with a brush, and soak them in water to remove salt. Then put them
on newspaper to dry. It's easy to organize your shells if you put them in
sealable plastic bags with a label inside. You can identify them from a
guidebook, or if that doesn't help, you can try asking at museums.            

translation: Emma Longhorn


与那国島に漂着した紅白のウキ    久野幸子・林 重雄

 与那国島といえば日本最西端の島、そしてユキさんの島です。これまでに何度も与那国島に漂着したウキを取りあげていますが、またまた面白そうなウキが漂着しました。
 2004年10月に丹後半島琴引き浜で開かれた漂着物学会総会後の懇親会でユキさんから紅白のでっかいウキをいただきました。総会の時に「林さん、紅白の大
きなウキ持ってきたので、もらってね」と言われた時には、『えっ、大きなプラ浮子ですか??困ったなぁ〜』と返事していたのですが、実際見たら、すごい!!『はい。頂きます。これなら紅白めでたく、お正月に飾れます!!』・・・でした。横からは小島あずささんが「林さん、いらなかったら、私のモノだからね〜!!」と間の手も入れてくれるし・・・酔っぱらった私は、頂いた紅白のウキを両手に、しっかりと抱えていました。
 さてそのウキは、硬質プラスチック製の円筒形をしたもので、綱を結ぶ部分を含め全長400mm、直径100mmのもので、重さが95gでした。そして表面には、ベトナムの言葉や漢字、そして魚の模様が描かれています。白いウキにはHAI CA VIEN-PHAT、赤いウキにはChuan Namとあります。この中でHAI CAはこれまでにキャンディー型のベトナムウキにもあった陽刻で、向かい合った魚の模様も同じものです。
 さて、ユキさんに聞いたウキ発見時の様子をメールから紹介します。
『こんばんわ林さん!あのいかだの漂着を確認したのは、2004.7.14与那国久部良の避難港です。それから一週間位はあったのですが、気がついたら在りませんでした。次の台風にさらわれたんですね。
 それから、写真に写っていない赤い浮子は、いかだの横にありましたよ。それを拾ってから写真を撮りました。拾う前に撮れば良かったですね!残念!24号台風の後にも漂着してましたけどボロボロでした。』
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 与那国島に漂着した竹篭舟 久野幸子撮影

 このように、与那国島に漂着した時点で、竹で編んだ篭の部分は抜け落ち、いかだ状態で漂着しています。それに紅白のウキが付いていたのです。
 ユキさんから送られてきた写真を見た時には、これが竹篭舟のものか良く分かりませんでした。2002年の漂着物学会総会が、古賀市で開かれた際に、会場に竹篭舟が展示してあったのですが、良く見てなかったのです。その後、プカプカでも紹介した「ベトナム海の民」にあった。真ん丸の竹篭舟のイメージが、私の頭の中に広がっていったせいもあったのかも知れません。
 北海道の中司光子さんに、古賀に展示してあった竹篭舟の写真を送っていただき、もう一度竹篭舟のイメージを再確認しました。でも、よくよく「ベトナム海の民」を見てみると、竹篭舟には円形とだ円形の二種類があると説明してありました。(あぁ、情けない)それだけでなく、色は違いますが、このタイプのウキを地引き網の目印に付けた写真も見つかりました。(地引き網のウキにはあのキャンディーウキが使われています。)
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 古賀に展示してあった竹篭舟 中司光子撮影

 このようにベトナムから流れついた竹篭舟といい、キャンディー型のウキといい、とっても身近に感じてしまいます。私の若い頃はベトナム戦争が真っ盛りでした。あのころベトナムと言えば、遥か彼方の国・・・ぐらいにしか思っていなかったのですが・・・。

Red-and-white float washed ashore on Yonaguni Island
On July 14, 2004, a Vietnamese “bamboo basketwork” boat washed ashore on
Okinawa's Yonaguni Island. It had a red-and-white cylindrical plastic
float
along its side. The float was 10 cm in diameter and 40 cm long. It was
stamped with Vietnamese script.

translation: Emma Longhorn



From Editor
 11月から12月にかけて、昨年の漂着物学会総会の開かれた、丹後の琴引浜からは、アオイガイの大量漂着が伝えられました。
 私のフィールド、越前海岸では12月中旬に、10個ほどの漂着がありました。越前海岸では、私が歩き始めてから、そんなに多くの漂着を見ていませんので、この10個なら大量と言えるのでしょう。
 けれども、琴引浜からは、100個以上の数が報告されていました。その様子を確かめようと、天皇誕生日の12月23日、丹後半島に行ってきました。
 琴引浜では、鳴き砂文化館の館長さん、それに松尾さん、他にも数名の方が、日の出前の早朝より、浜を歩いてみえました。それでも7個のアオイガイを拾うことができました。(そのうちの3個はカイダコが入っていました。)
 その後、浜詰から久美浜までを歩き、破片も含めて合計40個ほどになりました。やはり、これなら大量漂着ですね。
 ブログ、始めました。インターネットのホームページは、凝りだすときりがないので、やるつもりはありませんでした。でも、知人から教えてもらった簡易ホームページのブログは、制約も多いのですが、更新も気楽にできるため、昨年の末から動き始めました。
 http://beachcomb.exblog.jp/と、短いURLも魅力で、よい名前が頂けました。昨年1年分の主な浜歩き、正月休みの間に、更新しました。まだ、ご覧になってない方がみえましたら、ぜひのぞいてください。
 そろそろ、名簿を掲載する時季になりました。変更があれば早めにお知らせください。

プカプカ36 2005年2月1日発行
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by uki-puka | 2005-02-01 17:55 | プカプカ通信 | Comments(0)