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ウキウキ研究会の会報「プカプカ通信」の一部をwebで紹介します。
by uki-puka
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プカプカ35 2005年1月1日発行

あけましておめでとうございます。
 お年賀には,ちょっと早いかも知れませんが、2005年もよろしくお願いします。ウキウキ研究会では、ウキをはじめ漁具関係の原稿だけではなく、漂着物全般に関わる原稿も募集しています。まだ書いたことがな〜いと言うみなさん、ぜひ身近なビーチコーミングでの話題などお寄せ下さい。原稿は紙に書かれたものでも、メールでも何でもかまいません。今年も皆様からの楽しい原稿を募集しております。


徳島初記録ガラス浮子   池渕正明
徳島県由岐町阿部鹿ノ首岬に漂着したガラス浮子 
  
 2004.10.14(木)に、徳島県由岐町阿部鹿ノ首岬に行ってきました。
 そこで、思いがけず、そしてついに、ガラス浮子を見つけました。
 一つは完全な球で、薄青色、直径6.5cm、礫浜上部のハマゴウ群落との境で見つかりました。小さなぶつかり傷がたくさんあるものの、よく礫で割れなかったものだと思います。満潮線がハマゴウまで2〜3mのところにあり、それが幸いしたのかもしれません。
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 鹿ノ首岬に漂着したガラス浮子 川口ガラスの陽刻がみえる
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 鹿ノ首岬に漂着したガラス浮子
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 鹿ノ首岬に漂着したガラス浮子のヘソ 2の陽刻がみえる

 ヘソの字は、「川」の文字が4つ、「口」の文字が2つありました。
 林重雄さんの話では、「川口ガラスのもので、戦前北海道で操業しており、戦後は作らなくなった。ただどこかで在庫として抱え、タコ化け縄漁として使われていたものと思われる。」そうです。
 もう一つは、残念ながらヘソの部分のみで、岩礁地帯に少したまった砂の上にありました。ヘソの大きさから見て、さきの完球より大きいようです。数字の「2」のような模様が入っていました。
 これらのガラス浮子には本当に驚きました。今まで散々歩いてもなかったし、徳島にはもうないものと思っていましたから。見つけたときは、プラスチックかと思い、石でこずいて音を確かめてみたくらいです。
 本当に興奮しました。 毎晩ながめています。「ウキウキ通信」でした。

Glass ball washes up in Tokushima Prefecture, Shikoku
A glass ball was found at Shikanokubi Cape in Tokushima on October 14,
2004.
It had washed up on a stony beach. The ball was pale green, and 6.5 cm in
diameter. A Kawaguchi stamp on the seal identified it as a Kawaguchi Glass
product.

translation: Emma Longhorn


      角を切り落とした白樺ウキ        林重雄

 2004年4月4日、箱石浜から浜詰まで歩きましたが、数多い白樺ウキの中で、これまでになかった加工が施してあるのを二つ見つけました。白樺ウキは白樺の樹皮を鋭利な刃物で傷つけ、剥ぎとります。剥ぎ取られた樹皮は逆に巻く性質があるために、外側の樹皮を内側にして巻き込み、トイレットペーパーの芯のようになります。ですから漂着した白樺ウキの表面が、山で見る白樺の樹皮のようにささくれていないのです。
 さて、その加工ですが、巻いた白樺樹皮の外側に二ケ所ある90度の角を斜めに切っただけのものです。このために120度ほどに角が広がり、浮子綱や網への干渉が減るようになっています。ちょっとした工夫で、使いやすさは向上しているようです。角を切り落とした加工のある白樺ウキを見つけたのはこれが最初です。発見した時は二つの白樺ウキが1本のナイロンロープに通してありました。
 その後、2004年6月27日、福井県浜地海水浴場でも角を切り落とした加工のしてある白樺ウキを発見しました。巻いて乾燥した状態で直径37mm、長さ128mmでした。このウキを一日水に浸けておき、柔らかくしました。それを延ばしてみたところ320mmありましたので、このウキの元になった白樺の直径は10cmほどだったことが分かりました。
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 角を落とした白樺ウキ(右)と印をつけた白樺ウキ(左)

 白樺ウキへの加工はいつ頃始まったのでしょうか?2003年冬に福井市の鷹巣海水浴場で集められた100本近い白樺ウキには無かったものです。こうした加工例も今後増えることが予想されます。日本海側を歩かれる皆さん、これからのシーズンは白樺ウキにも気をつけてくださいね。

Birch-bark floats with corners cut off
Birch bark washes up on all parts of the Sea of Japan coast. Most of it has
been used for birch-bark floats, which are called “shirakaba-uki” in
Japanese. Some of the floats found have had their corners cut off
slantwise, to stop them getting caught in nets. This is a recent trend.

translation: Emma Longhorn


   ウキウキの本棚    漂着物探検・・・風と潮のローマンス
 石井先生の新しい本「漂着物探検・風と潮のローマンス」が昨年11月に刊行されました。今回の本は石井忠先生の語りを新聞記者の城戸洋さんがまとめられたもので、石井先生の書き下ろしはエピローグだけになっています。
 石井先生の漂着三部作(漂着物の博物誌・漂着物事典・海辺の民俗学)をすでに読まれた皆さんにとっては、多くの内容が重複することもありますが、石井先生のお父さんやお母さんの話題、そして考古学少年だったころ、大学時代、そして中学教諭時代と言ったこれまでに紹介されていない事がらもあります。
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 西日本新聞に連載されていたもので、石井先生の著作とは、やや雰囲気が違いますが、そのため自分では書きにくいことが城戸洋によりまとめられている部分もあります。あとがきには「この本は石井先生の記録魔的なデータ保存・・」とありますが、我々フィールドワーカーにとっては、石井先生も言われているように「記憶より記録」ですから、この姿勢を見習いたいものです。

from Editor
 今号は大幅な増ページで、普段の倍の9pとなってしまいました。オレンジ浮子も冊子を出してからはや3年、陽刻の数も増えてきましたので、このような特集となりました。オレンジ浮子の陽刻追加は、この後も続ける予定ですので、新しい陽刻、これまでに載っていない陽刻をお持ちの方はぜひお知らせください。
 私事ですが、昨年秋より家作り計画がやっと動き始めました。長い借家住まいも気楽で良かったのですが、やっと始まりました。計画は3年ほど前からあったのですが、途中何度も頓挫!!昨年夏は台風が多く、延ばし延ばしで11月に地鎮祭、12月に棟上げ、完成予定は4月末ですが、家族は私の漂着物持ち込みを阻止しようと計画しています。陶片、ビーチグラス、メノウを玄関床に埋め込むまでは説得しましたが・・・。

プカプカ35 2005年1月1日発行
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by uki-puka | 2005-01-01 19:47 | プカプカ通信 | Comments(0)
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