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ウキウキ研究会の会報「プカプカ通信」の一部をwebで紹介します。
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プカプカ通信126 ・ Sep-26-2013

              天売焼尻小紀行 II      鈴木明彦

 2013年9月上旬、北海道の日本海側に浮かぶ小さな二つの島、天売島と焼尻島(下図参照)に行ってきました。以前私はプカプカ通信55号に「天売焼尻小紀行」という小文を書きました。6年ぶりにこの2島を再訪しましたので、近況を紹介します。
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 初日はひたすら日本海側を北上しました。羽幌町では、北海道海鳥センターやはぼろバラ園を見学し、その日は旅館セールス会館に泊まりました。旧フェリー乗場近くの宿で、羽幌港の新フェリー乗場までは、クルマで5分くらいの場所でした。今回も天候は優れず雨模様でしたが、明日の天候が回復することを願って、軽くビール(+缶チューハイ)を飲んで休みました。
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                 トド太郎(写真1) 

翌日に羽幌港8時30分発のフェリーおろろん2に乗船しました。フェリー乗場が新しくなっていましたが、切符売り場の向かいにはおなじみのトド太郎君(トドの剥製)がいました(写真1)。フェリーは多少揺れたものの、船酔いすることもなく、9時30分頃焼尻港に着きました。
 焼尻島は、周囲約12km、海洋性気候で成立したオンコ(イチイ)の林で有名です。最近では、高級食材のサフォーク種羊のめん羊牧場が注目されています。この島はほとんどが火山岩なので、海岸には岩場がずっと続いています。今回歩いたのは東側の東浜と南側の白浜海岸です。
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                 トドの骨(写真2) 

 焼尻港からしばらく南下した東浜は、岩場に面した小ぶりの礫浜でしたが、意外と漂着物の多い浜です。今回は海獣?の骨の漂着が目につきました。骨の多くはトドのようでした(写真2)。東浜からは、トドがよく見られるという岩礁が海中に見えたので、トドの骨が多いのかもしれません。ちょっと珍しいものでは、「人魚の財布」とよばれるエイの卵殻(写真3)が打ち上っていました。また、打ち捨てられた漁網から中小サイズの浮き玉を見つけました。
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                エイの卵殻(写真3)

 一方、白浜海岸は、夏は海水浴場になる海岸です。前回訪れた後にかなり整備されたようで、トイレや浜への階段が付いていました。今回はその名の通り、白い砂浜が200メートルくらい続いていました。しかし、めぼしい漂着物は見つからず、浮き玉をひとつ(写真4)拾ったくらいでしょうか。その後、小雨の中を焼尻港に慌てて戻り、午後のフェリーで天売島に向かいました。
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                    浮き玉(写真4)

 天売島は、周囲約12km、海鳥の楽園として良く知られています。西側の海岸では、ウトウ、ウミウ、ケイマフリ、ウミスズメなどが観察でき、日本では唯一のオロロン鳥(ウミガラス)の繁殖地としても知られています。この島もほとんどが火山岩でできており、海岸には急な岩場が続き、浜辺はわずかです。今回歩いたのは東側のロンババの浜、前浜、北側のババ岩の浜です。
 ロンババの浜や前浜は、いずれも小さな礫浜で、漂着物にも乏しい浜でした。東側の海岸の大半が人工的に護岸されているので、漂着物が少ないのでしょう。
ここでは暖流系漂着物のコウイカや暖流系貝類のイシダタミを見つけました。小さな北の島でも温暖化の影響は確実に認められます。この日は徒歩で海岸を回りましたが、雨が強くなったので、散策をあきらめ民宿栄丸に戻りました。
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                 第一七宝丸(写真5)
 翌日も曇りがちの日でしたが、レンタサイクルを借用し、北側のババ岩の浜に出かけました。ここでは、巨大漂着物?の漁船が無惨にも打ち上げられていました(写真5)。船体には、第一七宝丸の文字がありました。ネットで検索してみると、富山県からロシアに売却された漁船で、ロシア側に引き渡された後、漂流して座礁したようです。この廃船はいつまでこの海岸に鎮座しているのでしょうか。
 
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               巨大オロロン鳥(写真6)
 その後宿で荷物を整理し、天売港の巨大オロロン鳥のモニュメント(写真6)に見送られて、天売島をあとにしました。前回は北側の観音崎展望台で、繁殖時期に飛び交うウミネコの大群を見て、鳥に疎い私も多少興奮したのですが、この時期島の断崖に鳥はほとんどいませんでした!鳥好きの方でしたら、6月から8月の探鳥ツアーの時期がやはりベストといえるでしょう。

      漂着種子からの発芽    はやししげお
 日本海側の各地では秋から冬が漂着シーズンで、中でも福井県の海岸では、ココヤシやゴバンノアシ、それにモダマやジオクレアといった海豆類がたくさん漂着します。 もちろん、太平洋側でも初夏から秋口にかけ漂着種子は見られるのですが、わたしのフィールド愛知あたりでは漂着する時季の関係で、発芽を迎える頃には涼しくなっていて、なかなか発芽にまで至らず、グンバイヒルガオの発芽もそう多くありません。
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                 グンバイヒルガオの発芽        

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                仮称・ヒレガクアサガオの発芽  

 9月1日、福井のビーチコーマー「のぶ」さんからメールと添付ファイルが送られてきました。ファイルの写真は上記の2種類、一つはよく見られるグンバイヒルガオ、もう一つは最近北上が目立っている仮称・ヒレガクアサガオ Ipomoea fimbriosepalaがありました。
 この写真の撮影地は福井市の三里浜砂丘だそうで、このまま成長すれば、開花や結実が望めるのではと、メールにありました。
 これまでにもグンバイヒルガオの開花は福井県の各地で確認されており、仮称・ヒレガクアサガオ Ipomoea fimbriosepalaも、敦賀市横浜海岸で数年前に開花が見られていますので三里浜での開花は楽しみですね。
 福井では、漂着物を拾うだけのビーチコーマーではなく、こうした漂着種子からの発芽にまで目の届くビーチコーマーが増えてきたのは、うれしいことです。

2013年11月16~17日,千葉県南房総市の大房岬少年自然の家で第13回漂着物学会南房総大会が開催されます。例年通り,研究発表(口頭発表,ポスター発表),一升展示を行います。詳しくは下記アドレスをご覧ください。
http://drift-japan.net/?page_id=99
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by uki-puka | 2013-09-26 12:04 | プカプカ通信 | Comments(0)
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