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ウキウキ研究会の会報「プカプカ通信」の一部をwebで紹介します。
by uki-puka
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プカプカ通信99・Dec-1-2010

オレンジ浮き(Blue Version)が北海道に漂着 鈴木明彦

今年の北海道は暖冬気味とはいえ、10月下旬には初雪がありました。11月は晴れたり雪が降ったりが繰り返しの日々です。さて11月中旬、今年最後のBCのつもりで、厚田方面に出かけました。小雪が舞う中、厚田海岸で浮き玉3個(いずれも無印)とナミマガシワを拾いました。これで帰るつもりでしたが、ちょっと晴れてきたので、望来海岸にも寄ってみました。
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               写真1
特にめぼしいものはなかったのですが、目についたのが青いオレンジ浮きでした(写真1)。近ごろ沖縄や本州で姿を見かけるものだそうですね。林さんが渥美半島で拾われたものとたぶん同じでしょう。樹脂製2枚貼り合わせのベビーブルーの浮きです(写真2)。今後北海道各地で見つかるかと思ってます。
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                  写真2 



   福井市自然史博物館にてビーチコーミング展開催中  はやししげお

 すでに会場にお越しになって、見ていかれた方が見えるかもしれませんが、福井市足羽山にある福井市自然史博物館で、11月13日から12月23日にかけてビーチコーミング展が開催されています。
 わたしが福井の三里浜を歩きはじめた頃には、ほとんど誰も歩く人はいなかったのですが、このごろではビーチコーマーも増え、誰の足跡も無い浜を歩くことは稀になってきました。
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 福井市自然史博物館の「友の会」メンバーの一人、ビーチコーミングが好きな高島さん(漂着物学会・会員)が中心となり、他の愛好家にも呼びかけてこの展示が行われることになりました。およそ1年余りの準備期間があったため、この企画展に向けて漂着物全般にわたって収集し、博物館の収蔵庫にため込んでいきました。こうしてでき上がったビーチコーミング展は自然史系の漂着種子、アオイガイや貝類などの無脊椎動物、ウミガメやアザラシといった脊椎動物、それにメノウなどの鉱物類が展示してあります。また人工物では、ガラスウキ、ボンテンなどの漁具、日本海を巡る国々からの日用品、玩具、それに漂着物を素材にしたクラフト作品まで展示してあります。日本海を海流に乗って北上し、季節風などによって打ち寄せられた「ゴミ」がほとんどですが、そうしたものを通して福井とと日本海との関わり、近隣諸国の文化や現状に迫ることのできる漂着物展になったと、関係者として自負しています。
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 日本海側の福井県沿岸には今でもガラスの浮き玉が漂着しています。国産の浮き玉やシリンダーの数は少ないのですが、直径が28センチほどの大きさをした緑玉や韓国製の浮き玉は、毎年漂着しています。このシーズンになってからもこうした浮き玉はいくつか漂着の話を聞いていますので、これから寒くなり海が荒れてくると、しばしば見られるようになるのだと、期待しています。
 漁具コーナーでは、各種プラ浮き類、白樺ウキ、ブイ、餌木類、ぼんてん、ぼんてんの旗、船舶の銘版(手書き)、潜行板、蛸壺、あなごのウケなどが展示してあります。こうした漁具の多くは近隣諸国のもので、こうしたものからも、日本海を取り巻く漁業の実態がうかがえるように思います。
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 さて、これまで福井には日本海を取り囲む近隣諸国からの漂着物が多いことは、1997年に漂着したロシアのタンカー・ナホトカ号の例にもあるように知られていました。近年浜歩きをするビーチコーマーの増加によって、対馬海流が南方から運んでくる漂着物が思いのほか多いことが分ってきました。その一例がオウムガイの漂着です。はるか南方のフィリッピン近海に生息するオウムガイの死殻が海流に乗って沖縄方面や九州地方に漂着することは知られていましたが、福井県下でも3例の漂着が確認されました。これはビーチコーマーの目が増えてきたことが最も大きな要因でしょう。ちょっと横道にそれますが、新生代・中新世の福井はマングローブがあるような気候で、福井県西部の高浜地方からは近年オウムガイの化石が多産し、こちらは数百個の化石が産出したようです。
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 モダマのような海豆類の漂着もビーチコーマーたちの目が肥えてくるにしたがい、これまでに見つかっていたココヤシ、ゴバンノアシのほかにも一気に増加してきました。モダマ属の中でも少なくとも3種類、それにワニグチモダマ、イルカンダ、マルミワニグチモダマ、ジオクレア類数種、シロツブ、ハスノミカズラ、ハマナタマメ、パンギノキ、ククイ、モモタマナ、ミフクラギ、などなど・・・太平洋側に何ら遜色ありません。こうした漂着物を一望できるビーチコーミング展、まだしばらく開催していますので、ぜひ来福を。
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Edeitor's Note
 さて、プカプカ通信は2001年4月に1号を出し、その後は漂着物学会の歩みと並ぶように無事刊行を続け、2010年には99号を出すことができました。そして次号は100号!です。そんなわけで、これまでプカプカを支えてくださった皆様からの寄稿を大募集していますので、どしどしお寄せください。多少の増ページはなんとでもなりますから。
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by uki-puka | 2010-12-01 21:19 | プカプカ通信 | Comments(0)
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